Google Alertを利用したセキュリティ業界の情報収集方法

こんにちは。はなくとです。
 
今回は私が情報収集に利用しているGoogle Alertの使い方について書いてみたいと思います
まず最初に、Google Alertとは自分の興味ある情報をプッシュ型で配信してくれる便利なサービスです。プッシュ型で配信してくれるため、検索の手間を省くことができます。
「Time is money」の時代にこれを利用しない手はありません。
 
それでは早速Google Alertの使い方を見ていきたいと思います。
 

1.Google Alertの使い方

 Google Alertの使い方についてはGoogleのサポートページに記載があるのでこちらをお読みくださいませ(丸投げ)。ちなみにGoogle Alertの設定項目は下記となります。
 
・キーワード
 自分の興味のあるキーワードを記載します。詳細は後述します。
 
・通知を受け取る頻度
  「その都度」、「1日1回以下」、「週1回以下」から選択
 
・ソース
 「自動」、「ニュース」、ブログ、ウェブ等から選択
 →特別に情報源を絞りたい場合でなければ「自動」でよいかと思います。  
 
・言語
 各国言語あり。
 →キーワードの言語によって変えます。
 
・情報を入手したい地域
 各国地域あり
 →特別に情報源を絞りたい場合でなければ「すべての地域」でよいかと思います。  
 
・表示する検索結果の件数
 「上位の結果」、「すべての結果」から選択
 →情報を確認する時間がどれくらいあるか?に応じて選択するとよいと思います
  はなくとは「上位の結果」としています。
  必要があれば「マイアラート」画面から「全ての結果」にした場合に配信される全アラー
  トを確認できるので、まずは上位の結果だけで十分だと考えてます。
 
・アラートを受け取るアカウント
 →自身のGMail用アカウントを記載します。  
 
・配信時間
 特定の時間にGoogle Alertを読む習慣がついている方であれば、その時間の直前を配信時間
 とすればでよいかと考えてます。

 ちなみにはなくとは通勤電車に乗る1時間前を指定しています。

2.Google Alertに登録するキーワードの選定方法

Google Alertでは、自分の興味ある情報をキーワードとして登録し、そのキーワードに基づいた情報が配信されます。
そのため、キーワードはそれなりに考えて登録する必要があります。

このときに大事なポイントは下記3つと考えてます。

①知りたい情報の範囲を明確にする
 当たり前のことですが、キーワードの選定を誤ると欲しい情報を得られません。
 例えば「EDR」と登録するとEDR関連した情報が多く配信されます。
 一方で「サイバーセキュリティ」と登録するとサイバーセキュリティ全般の情報が配信され
 ますが、この中にはEDR関連の情報が含まれることもあります。

②複数の意味を持つキーワードの選定は避ける
 最初の頃、「Security」というキーワードを登録していたことがあります。すると警備関係
 の情報が結構な量で配信されてきました。そこでもう少し具体性のある「Cyber Security」
 というキーワードに変更したところ、欲しい情報が配信されるようになりました。
 
③表記のゆれや同義語を事前に確認しておく
 インターネット上では全員が同じ意味の単語を同じ表記で記載してくれるとは限りません。
 例えば「CyberSecurity」というキーワードの場合、
  「Cyber Security 」、「CyberSecurity」の2パターンの表記が存在します。
 登録したいキーワードの表記のゆれや同義語を事前に確認しておくと良いと思います。

3.Google Alertを使ってみて気づいたこと

 Google Alertを使ってみて気づいたことを書いていきます。
 
①Google Alertで配信される情報は最新とは限らない
 例えば配信頻度を「1日1回以下」とした場合でも、その日の記事のみが配信される訳ではあ
 りません。数日前の記事が配信されることもあります。
 
②Google Alertで配信された情報を深堀りのきっかけにするとよさそう。
 Google Alertは自分の知らないキーワードや、深堀したい情報を得るきっかけとするとよさ
 そうです。はなくとの場合、通勤時間帯にGoogle Alertの情報を確認するので、じっくりと
 読む時間や深堀りをする時間はありません。何かしらのキーワードのみピックアップして、
 帰宅後に詳細を確認するようにしています。
 

4.まとめ

 Google Alertは、
 ・プッシュ型で効率的に情報収集できるサービス。
 ・自分の興味のあるキーワードを適切に選定する必要がある
 ・情報を深堀りするきっかけとする。
 
 
おしまい
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