1ヶ月の独学でネットワークスペシャリスト試験に合格した話

こんにちは。いつも独学で勉強しているはなくとです。

今回は、3年前の話で恐縮ですが、IPAが主催する「ネットワークスペシャリスト試験」に合格したときの話を書いていきます。

ここで書く勉強方法は、ネットワークスペシャリスト試験だけでなく他の試験にも応用できます。本当は昨年受験したITストラテジストに合格していたらさっさと書こうと思っていたのですが、あえなく撃沈したのでお倉入りになってました(泣)

こんにちは。はなくとです。 本日10月21日は、情報処理技術者試験の実施日です。 東京は天気も良く、秋晴れの心地よい一日でした。 という、...

1.ネットワークスペシャリスト受験を決意するの巻

 当時は、転職して2年目の会社におり、結構大きなセキュリティ対策製品の提案案件を担当していました。提案するセキュリティ対策製品の中にはFWやメール暗号化等、ネットワークの知識が欠かせないものも多くありました。が、しかし、はなくとはネットワークが大の苦手。ネットワーク設計もしたことがありません(エッヘン)。

このままでは業務に支障をきたすと考え、一念発起し、ネットワークを勉強してネットワークスペシャリスト試験の合格を目指すことと相成りました。

2.IPA試験における勉強方針の巻

 資格試験を受験する前に、先人達の経験や勉強方法を調査するのがはなくとスタイル。が、IPAの資格の場合はある程度方針は固まっています。

1つ目は、勉強時間の配分は、午後 >>>>>>>>>> 午前 にすべきです。よくある不合格パターンは、午前の勉強(用語)に時間をかけすぎて午後の勉強に時間がまわらない(よし、午後は次回頑張ろう!)、といったものです。

はなくとも昔はこのパターンでした。が、勉強方法を変えたところ、下記の試験に何れも1か月の勉強で一発合格しています(ITストラテジスト以外w)。

・応用情報技術者試験(2011年秋)

・情報セキュリティスペシャリスト(2015年秋)

プロジェクトマネージャ試験(2016年春)

ネットワークスペシャリスト試験(2016年秋)

・情報セキュリティマネジメント試験(2017年秋)
   ※2017年春はCISSPの勉強に集中したため、未受験 

2つ目は、過去問を中心に勉強すべし、です。試験の傾向や問題の特性、必要とされる知識レベルを測るには過去問がもってこいです。出版社が独自に作成した問題集とか販売されていますが、1か月の間にそれをやる余裕はございません。

■余談
先述したとおり、2015年から立て続けに資格を取得しています。元々は資格取得に興味はありませんでした。資格とったところで仕事にあんまり関係ないし~と思っていました。

だがしかし、2014年に就職活動をしていたときに面接で資格の話をする面接官が一定数いたこともあり、考えが変わりました。転職する場合、資格には一定の効果があると!(資格を取得すると報奨金が出るとかいう話もありますがw)余談です。

2.1 午前/午後の勉強方針の巻

ここでは、午前/午後試験の勉強方法について書いてみます。

①午前1、2
・過去問しかやらぬ
 スマホアプリに、午前2の過去問題5~10年分(無料)があるので適当にチョイス。
 ※前年に「情報セキュリティスペシャリスト」に合格していたため、午前1は免除。
  午前1の過去問があるか分かりませんが、多分有る。

・通勤時間にしかやらぬ
 片道30分の電車の中でポチポチやります。

・2週間前からしかやらぬ
 あまり早く始めても忘れるだけ。片道30分の間に最低1年分は終わります。
 2週間の過ごし方は、

  ①最初の1週間(5日間)で10年分完了。
      ②残り1週間1週間で、間違えたところ復習+2回目。
   ※2回目はあっという間に終わると思うので3回ぐらいは回せます。
  ③最後に試験会場までの移動時間で、間違えたところ復習。

  通勤時間は各々違うと思いますので、いつから開始するかは適宜調整してください。

②午後1、午後2
・過去問を解く
 午後1、2を解くと自分のレベルと本当に必要な知識レベルが分かります。
 ここで大事なのは、回答を分かりやすく解説されている書籍を併用することです。
 下記のシリーズは、分かりやすく解説されておりお薦めです。
 はなくとはこのシリーズを過去5年分ぐらい購入しました。

・必要に応じて知識を補充
 先述した書籍を読むと、自分の弱点が分かります。
 必要に応じて書籍を購入し弱点を補強しましょう。はなくとは下記2冊購入しました。

   1冊目はネットワーク全般のお話が書いてあります。割と有名な書籍です。

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