【書評】NEWTYPE ニュータイプの時代

こんにちは。いつかニュータイプになりたいと思っているはなくとです

今回は、「NEWTYPE ニュータイプの時」という書籍を紹介したいと思います。タイトル的に読むしかないって感じですね。著者もきっと何かのロボットアニメに詳しい人だと思います。

概要(気になったところだけ)

・オールドタイプとニュータイプの思考・行動様式の違い
 ①正解を探す → 問題を探す
  現在は問題発見能力の方が希少。
  ありたい姿を定義できないため、問題も定義できない。
  問題解決は人工知能でも可。
 
 ②予測する  → 構想する
  予測は外れる、自分が未来をどうしたいか?
  構想力を高めるにはリベラルアーツが必要。

 ③KPIで管理する  → 意味を与え、動機づける
  人の能力は「意味」によって大きく変わる。
  KPIはモチベーションを破壊する。 

 ④生産性を上げる → 遊びを盛り込む
   思いがけない変化をもたらす
  
 ⑤ルールに従う    → 自らの道徳観に従う
  ルールが未整備な場合もある。
  ルールに頼って行動を律するのではなく、自分の「真・善・美」を基準に律する。  

 ⑥1つの組織に留まる      → 組織間を越境する
  大企業による市場の寡占化と、小規模組織の多様化・乱立の2極化が進む。
  最もリスクが低いのは、両方の立場にポジションを持って働くというバーベル戦略。

 ⑦綿密に計画し・実行する → とりあえず試す
  たくさん試してうまくいったものを残す。
  綿密に計画されたものはむしろ成功確率が下がる。

 ⑧奪い、独占する → 与え、共有する
  与え、共有すると中長期的に大きな利得を得られる。

 ⑨経験に頼る       → 学習能力に頼る
  蓄積した経験は陳腐化し、価値が減る。
  環境に応じて自分の経験・学びをアップデートする、ラーニングアジリティが必要。

おしまい。

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