【書評】一流の人は、本のどこに線を引いているのか

こんにちは。はなくとです。
今回は、一流の人の着眼点が分かってしまう、面白そうな本を読んでみました。著者の土井英司さんは、ビジネスブックマラソンという書評を書いているメルマガを発行しているその道では有名な方です。はなくともメルマガを購読しており、紹介されている本を優先的に読むようにしています。そんな土井さんが書いた本を読まない理由はなく、ワクワクチンな感じで読みました。

1.概要(気になったところだけ)

■線を引く箇所
・新しい発見や役に立った箇所、自分の考えと違うところに線を引く
 
・原因に線を引く。結果だけを見ても応用できない。
 ●コンピュータは結果にしか反応できない。原因を作れない
  →ITエンジニアの端くれとして気になったのでメモ
 
・同じを作るな。違いを作れ
 
・背景を知りたければ現場に出る
 
■読書戦略
・経営者本は創業者か中興の祖を読む。
 
・著者のプロフィールで見極める
 
・著者は一流の変態か?
   →好きで仕事をしているか
 
・コンサルタントから学ぶのは王道の戦略
   →俯瞰的に勉強したいとき。
 
・著者が専門外を書いていたら読まない
 
・本のタイトルに騙されない
   →タイトルと中身はリンクしていないことが多い。良くも悪くも。
 
・固有名詞の多い本を選ぶ
   →固有名詞を出していると嘘を書きづらく信用できる
 
・冒頭の数ページでいい線が引けそうなら買い
 
・膨大なデータに立脚した本
 
・翻訳書は良書の率が高い
 
・箇条書きに注目する
   →整理できている証拠
 
・得手を磨き不得手を無くす
 →ジャンル分けして学ぶ。汎用的な分類は下記
  ①会計、ファイナンス
  ②戦略
  ③マーケティング
  ④オペレーション
  ⑤マネジメントとリーダーシップ
  ⑥商品開発
  ⑦統計
  ⑧経済
  ⑨ITとデザイン

2.感想

読書に精通した著者だけあり、勉強になることが多かったです。特に気になったのは「結果」を見るのではなく「原因」を見る、という点です。人は結果だけを見てしまいがちですが、元となった「原因」にスポットを当てることで、学びは深くなると感じました。
また、本のジャンル分けもこれから学ぶ分野を考える上でとても参考になりました。

おしまい。

 
 
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