【書評】10年後の仕事図鑑

こんにちは。はなくとです。
今回は、「10年後の仕事図鑑」という本を読んでみました。著者は皆さんご存知のホリエモン堀江貴文さんと研究者でもあり実業家でもある落合陽一氏です。落合氏のことは存じ上げなかったのですが肩書がたくさんあり、有名な方なのだと思います。技術の進化によってどのような仕事が淘汰され、どのような仕事が生み出されようとしているのか興味を持ちながら読み進めました。

1.概要(気になったところだけ)

・AIに既存の仕事を奪われるかもしれないが新しい仕事が生まれる。
 →AI以上に自分の価値を上げる
 
・1つの仕事の専門性を高めるのはつぶしが効きづらい。
 オズボーン准教授「雇用の未来 – コンピュータ化によって仕事は失われるのか 」
 
・新しい仕事(Youtuber等)で成功している人の共通点
 ①遊びに没頭。
 ②思いを持って毎日発信する。
 ③油断しない
 
・自分の運用方法を考える。価値を循環させる。
 例)遊ぶ→遊びについて講演する→視聴者から情報収集等
 
・修行ではなく、研究する。修行自体に価値を見出してはダメ。
 
・100万分の1の人材を目指す。
 1つの分野で100分の1になれば、3分野で100分の1の3乗で100万分の1。
 →好きなことに没頭する。仕事として嫌々やってもだめ。
 
・10年後に無くなる仕事を今から考えても無駄。精度は低いはず。
 
・お金とは信用。お金を貯めずに信用を貯める。
 
・AIは仕事を奪う可能性がある一方で、仕事の時間を生み出す。
 
・副業するならリスクヘッジとしてではなく、本当にやりたいことをやる。
 
・ポジションをとる。
 

2.感想

10年後の仕事についてお二人の忌憚の無い意見が書かれており、非常に楽しく読むことができました。一方で自分の専門をどこに置くか考えねば・・と危機感を持ちました。セキュリティ業界では人材不足が叫ばれていますが、AIによって代替される分野も当然あると思っています。AIによって代替されない(されにくい)ように自分の価値をあげていこうと思います。ちょうど来週末から1週間、夏休みを頂く予定であり、まとまった時間をとれるのでどのような行動をとっていくのか考えます。

おしまい。

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